2022年3月1日火曜日

絵と詩 ウクライナ幻想

 

              (オリジナルイラスト)

雪の降った朝、いつもの散歩道を歩いていると、
どこからかキャタピラの音が聞こえてきた。
除雪作業のブルドーザーとばかり思っていたが、
曲がり角から現れたのは戦車だった。
「どこの国の戦車だ!」
連日のウクライナ報道を聞いていたので、
そんな不気味な幻想を見たのだ。
もし日本でこんな事態が起きたらどうなるのか。
家に帰るとネットやテレビからウクライナの最新ニュースが頻繁に流れてくる。
EU加盟国ではロシアに対する経済制裁やウクライナ支援のための武器供与などを盛んに行っている。
ロシア政府は世界を相手に戦争するつもりなのだろうか。
欧州はいま世界大戦の入り口に立っている。
こんな異常事態は早く終わらせないといけない。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月26日土曜日

絵と詩 つららの洞窟

 

(オリジナルイラスト)


森を抜けると、広い凍った湖に出た。
雪の湖畔を歩いて行くと、
山の洞窟に辿り着いた。
洞窟の中はつららが垂れ下がり、とても神秘的な光景だった。
この洞窟はどこまで続いているのだろう。
ひんやり静まり返った洞窟の中を歩いて行った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月19日土曜日

絵と詩 凍った風見鶏

 

(オリジナルイラスト)

昨夜はこの村の宿に泊り、
朝早くにこの村を出て行った。
風は冷たく、雪も舞っていた。
雪道はどこまでも続いていた。
ある家の屋根の風見鶏はすっかり凍りついて、
北ばかりを示していた。
灰色の空は気分を重くした。
吹雪にならないことを祈って、
一歩一歩進んで行った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月14日月曜日

絵と詩 大雪のコーヒー喫茶

 

              (オリジナルイラスト)


雪に埋もれた森を抜け、
ある村へ辿り着いた。
村の外れにコーヒー喫茶があった。
屋根にはどっさり雪が積もり、
店の正面だけが見えていた。
よかった営業中だ。
店に入るとストーブが暖かく燃えていた。
お客は私ひとりきりだった。
久しぶりに飲むホットコーヒーで身体が温まった。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月5日土曜日

絵と詩 大雪のやまのおんせん駅

 

               (オリジナルイラスト)

冬の日に電車に乗って
旅に出かけた。
山間のある町に温泉があったので、
途中下車してその夜は温泉宿に泊った。
温泉は気持ちよかった。料理もうまかった。
朝、目が覚めると大雪だった。
一晩に1メートル以上積もっていた。
駅に行ってみるとホームも線路も雪で埋まっていた。
ラッセル車はどうしたのだろう。
山の中で立ち往生しているのだろうか。
その日はあきらめて
もう一晩温泉宿に泊った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月1日火曜日

絵と詩 港の屋台ラーメン

 

              (オリジナルイラスト)

冬の舞鶴港にロシアの貨物船が入港した。
港では屋台のラーメン屋が商売をしている。
冬の日にはラーメンがよく売れる。
昨日はフィリピンの貨物船も入港した。
ホカホカと湯気を出している屋台に、
ロシアの船員が集まってきて、
みんな、「вкусные、вкусные(うまい)、(うまい)」
といって注文したラーメンを食べていた。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年1月26日水曜日

絵と詩 スキーをする宇宙人


               (オリジナルイラスト)

山は大雪で通行止めとなり、
スキー場にはスキー客の姿が見えない。
ある日遠い星からやって来た宇宙船が
山のスキー場へ降りてきた。
宇宙人たちは長い旅でみんな退屈していたので
一日中スキーをして楽しんだ。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)