2022年2月26日土曜日

絵と詩 つららの洞窟

 

(オリジナルイラスト)


森を抜けると、広い凍った湖に出た。
雪の湖畔を歩いて行くと、
山の洞窟に辿り着いた。
洞窟の中はつららが垂れ下がり、とても神秘的な光景だった。
この洞窟はどこまで続いているのだろう。
ひんやり静まり返った洞窟の中を歩いて行った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月19日土曜日

絵と詩 凍った風見鶏

 

(オリジナルイラスト)

昨夜はこの村の宿に泊り、
朝早くにこの村を出て行った。
風は冷たく、雪も舞っていた。
雪道はどこまでも続いていた。
ある家の屋根の風見鶏はすっかり凍りついて、
北ばかりを示していた。
灰色の空は気分を重くした。
吹雪にならないことを祈って、
一歩一歩進んで行った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月14日月曜日

絵と詩 大雪のコーヒー喫茶

 

              (オリジナルイラスト)


雪に埋もれた森を抜け、
ある村へ辿り着いた。
村の外れにコーヒー喫茶があった。
屋根にはどっさり雪が積もり、
店の正面だけが見えていた。
よかった営業中だ。
店に入るとストーブが暖かく燃えていた。
お客は私ひとりきりだった。
久しぶりに飲むホットコーヒーで身体が温まった。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月5日土曜日

絵と詩 大雪のやまのおんせん駅

 

               (オリジナルイラスト)

冬の日に電車に乗って
旅に出かけた。
山間のある町に温泉があったので、
途中下車してその夜は温泉宿に泊った。
温泉は気持ちよかった。料理もうまかった。
朝、目が覚めると大雪だった。
一晩に1メートル以上積もっていた。
駅に行ってみるとホームも線路も雪で埋まっていた。
ラッセル車はどうしたのだろう。
山の中で立ち往生しているのだろうか。
その日はあきらめて
もう一晩温泉宿に泊った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2022年2月1日火曜日

絵と詩 港の屋台ラーメン

 

              (オリジナルイラスト)

冬の舞鶴港にロシアの貨物船が入港した。
港では屋台のラーメン屋が商売をしている。
冬の日にはラーメンがよく売れる。
昨日はフィリピンの貨物船も入港した。
ホカホカと湯気を出している屋台に、
ロシアの船員が集まってきて、
みんな、「вкусные、вкусные(うまい)、(うまい)」
といって注文したラーメンを食べていた。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)