2022年2月19日土曜日

絵と詩 凍った風見鶏

 

(オリジナルイラスト)

昨夜はこの村の宿に泊り、
朝早くにこの村を出て行った。
風は冷たく、雪も舞っていた。
雪道はどこまでも続いていた。
ある家の屋根の風見鶏はすっかり凍りついて、
北ばかりを示していた。
灰色の空は気分を重くした。
吹雪にならないことを祈って、
一歩一歩進んで行った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




0 件のコメント:

コメントを投稿