2020年11月10日火曜日

絵と詩 修道院の庭で遊ぶ天使

 

(オリジナルイラスト)


静かな修道院の庭で遊んでいるのは
天国からやって来た天使たちです。
みんなお得意の楽器を鳴らして楽しんでいます。
朝のお祈りを済ませて庭を散歩をしている
シスターたちの耳にも音楽が聴こえてきます。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)



2020年10月31日土曜日

絵と詩 山のアトリエ

 

(オリジナルイラスト)


そのアトリエは山の中にあった。
二階建ての質素な家で、そばに湖があり、
冬になると湖の水はすっかり凍ってしまう。
ひとりの絵描きが住んでいて
毎日楽しく絵を描いている。
ここでは時間もゆっくりと進むから、
大作の絵でも数か月ほどで出来てしまう。
誰かに自分の絵を売ることもない、
ただ自分のためだけに描いている。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2020年10月20日火曜日

絵と詩 電気クラゲ雲に襲われる町

 

(オリジナルイラスト)


大気の状態が非常に不安定になり、
空は見る間に真っ黒になった。
クラゲそっくりな巨大な雲が現れ、
バチバチと鋭い火花を散らしながら
小さな町を襲った。
激しいひょうと突風で町は大混乱に陥った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2020年10月10日土曜日

絵と詩 怪物に追われる

 

(オリジナルイラスト)


ビットコイン投資で億り人になり、
1か月間のヨーロッパ旅行へ出かけた。
ドイツの古城を見学にトレールバイクで山を登っていくと、
古い映画で見たことがある古城があった。
お城の中に入っていくと、実験室があり、後ろの部屋から物音がする。
部屋のドアを開けたのが不運だった。そこには怪物がいたのだ。
慌ててお城から逃げ出したのだが、
何度もエンストして往生した。
おまけに天気は悪くなり、雷が鳴り始めた。
後ろからは怪物が追いかけてくる。
激しい雨の中急いで降りて行った。
山を降りると雨は止んだ。
怪物の姿も見えなかった。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)



2020年9月30日水曜日

絵と詩 いろんな飛行船

 

(オリジナルイラスト)

9月の爽やかな朝
二階の窓を開けると
いろんな飛行船が浮かんでいた。
クジラ、UFO、魚の飛行船。
誰もいない静かな砂浜は
まるで祭りだ。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)



2020年9月24日木曜日

絵と詩 幽霊ホテルで一泊

 

(オリジナルイラスト)


夏のキャンプの帰り
エンジントラブルで
山の中で車が動かなくなった。
山道の向こうにホテルを見つけたので、
車を押して駐車場まで行き、フロントへ行った。
ホテルは営業中で二階の部屋を貸してくれた。
ずいぶん古びた建物だったが、文句もいえない、
その夜はホテルで一泊することになった。
宿泊客は私ひとりだけで
薄暗い電灯の下で夕食をとった。
夜眠っていると、どこからか奇妙な笑い声や足音が聞こえてきた。
壁に掛かった絵がぐらぐら揺れたり、
金縛りになって身体も動かない。
おかげでぜんぜん眠れなかった。
翌朝早く、そのホテルから出て行った。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)




2020年9月16日水曜日

絵と詩 蜘蛛と夏の日差し

 

(オリジナルイラスト)


今年の夏はずいぶん暑かった。
高原の草むらに巣を張った蜘蛛は
毎日強い日差しを受けて喉はカラカラだった。
誰か水をくれないか
このままじゃ日干しになってしまう
雨がまったく降らないので、
蜘蛛はたまりかねて日陰に引っ越していった。

(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)